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外壁の役割とは?
外壁材には二つの大きな役割があります。一つは火災や雨風から家を守るという役割、もう一つは外観のデザインを形成するという役割です。
外壁(装)材は、風雨や雪、火災、紫外線などから建物を守ると同時に、住まいの寿命にも関わる重要な建材。
一年中太陽や雨風にさらされるためメンテナンス性にも配慮が必要。
外壁のメンテナンスが必要な理由
外壁は雨風だけでなく紫外線にもさらされ続け、過酷な状況にあります。
特に、耐久性・耐候性の高い外壁が求められます。
外壁を劣化させ雨を染み込ませてしまうと、外壁だけでなく内部の主要構造体を傷めてしまうので、屋根と共に外壁のメンテナンスは非常に重要です。
外壁メンテナンスの考え方
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外壁は素材ごとに用途や強度が異なり、それぞれに最適な塗装や補修の方法が存在します。
外壁は、長きに渡って建物を守る、住まいの根幹を支える大事な部分です。また、不具合があっても簡単に取り換えがききません。
外壁素材の判別 | 塗装の種類大百科
まずは、ご自宅の事を自分で知らなくてはなりません。【外壁】と一言でいっても色々種類があります。
現在塗替えの需要が多い代表的な外壁塗装材の簡単な解説を載せましたので、調べてみましょう。
外壁材の工法による分類①【乾式工法】
工場で生産された外壁材や、合板などを現場で取付ける工法。
乾燥待ちの必要がないので気候に左右されず工期を短縮できる。
また、乾燥による伸縮の影響を受けない。
乾式工法はマニュアルどおりに施工すれば、所定の品質は確保される
乾式工法の種類①【窯業系サイディング】の特徴
サイディングの原材料は、セメント質と繊維質。
それを工場で板状に成型し固めたもの。
サイディングには工場出荷の段階では無塗装品で壁に張られて、現場で塗装仕上げをするものもあるが、今はほとんど使われていない。
一般には工場で塗装され、現場では張付けられるだけの製品が主流である。
工場塗装のメリットとしては工期・経費短縮以外にも【多色塗装】が大きな魅力であり、単色のサイディングが選ばれることは少ない。
工場でつくった板を現場で止めていく方法です。主に窯業系と金属系、セメント系などがあります。軽量で施工が簡単
【窯業系サイディング】外壁塗装のチェックポイント
パネルの基材は吸水性があり、防水性能は塗膜に頼っています。
塗膜やシーリング材が傷んだまま放置すると、漏水し建物の構造に大きなダメージを与える可能性があります。
サイディング自体の塗膜はしっかりしていても、サイディングの継ぎ目のコーキングは、数年で切れたり痩せたりしてきます
出典外壁の種類と特徴
コーキングは建物の躯体に外部からの水の侵入を防ぐ役割があり、劣化したまま放置しておくと雨水が躯体内部に進入し、構造体そのものを劣化させる
柄印刷が施されたサイディングやタイル調サイディングの場合、塗り替えを行うと、本来の柄が消えて無地になってしまう
乾式工法の種類②【金属系サイディング】の特徴
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